人工知能を用いた量子アルゴリズムの探索
大門 俊介, 松下雄一郎
Abstract
量子コンピュータの実用的計算への応用を目指して、様々な量子アルゴリズムが提案されている。しかしながら現在の不完全な量子コンピュータ上では、従来提案されてきた量子アルゴリズムの実行が困難である場合が多く、より効率的な量子アルゴリズムの発見が求められている。そこで我々は、人工知能に量子計算の大量のデータを学習させることによって、量子アルゴリズムを学習させた。構築した人工知能は、少ないデータから量子計算の規則性を見出し、未知の入力に対しても正しい量子計算手順を出力できることが明らかになった。これは、開発した人工知能が少数のデータに内在する規則性を量子アルゴリズムとして理解し、未知のデータに対しても応用しているということを示している。