偏光依存性を利用した赤外吸収型ダイヤモンド量子磁気センサの開発
文野 未輝人, 直太 関口, 眞榮 力, 宮川 仁, Takashi Taniguchi, 寺地 徳之, 阿部 浩之, 小野田 忍, 大島 武, 波多野睦子, 岩崎 孝之
Abstract
ダイヤモンドNV中心を用いた従来の蛍光型磁気センサは、集光系による小型化の制限が課題であった。本研究では準安定一重項の赤外吸収と直線偏光二色性を利用し、透過光の偏光回転を測定する磁場計測手法を提案する。本手法は大きな集光系が不要でセンサの小型化が期待できる。実験の結果、レーザー強度ノイズを効果的に低減し、光ショットノイズ限界に近い81 pT Hz⁻¹/²の磁場感度を達成した。