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次近接相互作用と1イオン型異方性をもつS=1ハイゼンベルグ鎖におけるカイラル秩序相(京大基礎研短期研究計画「フラストレーションとカイラル秩序」,研究会報告)

Toshiya Hikihara, Hikaru Kawamura, Makoto Kaburagi

Published Oct 20, 2000• 0 citations
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Abstract

フラストレーションと1イオン型異方性をもつS=1ハイゼンベルグ鎖の基底状態を、特にカイラル秩序相の出現に注目して調べた。このカイラル秩序相では、古典的なヘリカル秩序無しに、最近接スピン間のカイラリティk_i=S^x_lS^y_ -S^y_lS^x_ のみが長距離秩序している。我々は系の基底状態相図を数値的に決定した。その結果、カイラル秩序相が相図の広い範囲で出現することや、カイラル秩序相には、エネルギー・ギャップやストリング秩序の有無によって区別される複数のタイプのものが存在することがわかった。

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グルーオン多体系に対する変分法的アプローチと輸送係数(熱場の量子論とその応用,研究会報告)

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フラストレートしたスピンラダーでの磁場誘起スピンギャップ(京大基礎研短期研究計画「フラストレーションとカイラル秩序」,研究会報告)

Nobuhisa Okazaki, Tôru Sakai, Kiyomi Okamoto

我々は、次近接相互作用と次々近接相互作用のあるS=1/2スピンラダーの磁化過程を縮退のある摂勅諭や有限個のクラスターの数値対角化で調べた。数値対角化データの解析には、共型場理論に基づく有限サイズスケーリングおよびレベルスペクトロスコピー等を用いている。その結果、磁化曲線の飽和値の半分のところに磁場誘起スピンギャップが存在する場合があること、及びその機構には2種類のものがあることを示すことができた。

•Oct 20, 2000•0 citations

厳密に解ける格子モデルのBethe波動関数(場の理論,基研研究会「ソリトン系のダイナミクスとそれに関するカオスの問題」,研究会報告)

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じめに 量子逆散 乱法 の発展 に伴 い, 1 +1次元の場の量子論, 2次元の統計力学, 1次元量子 ス ピ ン系, における解 けるモデルの共通性 が明 らかになって きた.1)量子逆散 乱法 には,連続 型 の 理論 ( T h a c k e re ta l .)2)と離散型の理論 ( F a d e e ve ta l .) 3)が あ る.特 に, 離 散 型 の理 論 は, Ya n g ・ B a x t e r 関係式 を軸 と して,転送行列 の方法, B e t h e仮説法, S行列の因子化理論,等 の量 子完全可積分系の解法 の統一的理解 を与 える.ここでは,従 来 の B e t h e 仮説 法 ( c o o r d i n a t e B e t h ea n s a t z )4)の一般的 な形 を,離散型 の量子逆散乱法から導 く.これは同時 に B e t h e仮 説 の証 明 を与えることになる.以下では,特に任意ス ピンのHe i s e n b e r g モデル 5 ,6)を例 に挙 げて説 明 す る.§2 Ya n g -B a x t e r 関係式 量子逆散乱法の基礎 となるのは,次のYa n g ・ B a x t e r 関係式 ( YBR ) 5 ) であ る.a t ev e r t e x mo d e l 7) ぉ よび,それ と等価 なHe i s e n b e r gXXX 5 ) ,ⅩⅩZ6) mo de l , 8) l a t t i c en o n li n e a rS c h r 6 d i n g e rmo d e l 8) , l a t t i c eS i n e ・ Go r d o n mo d e l8)等 が含 まれ る. 例 )He i s e n b e r gXXX mo d e l( 任意 ス ピン) 5 ) o s RO n ( i)-王二払 z o ㊥In+ 7 0 ㊥ ?n 2 亡± f i s ( 玉 ㊨ 柔 ト -i j = Ok =11 + kl Z 書写 x , ・ x ∠ -3 2-2 ∫ ノ s s RO n( i)--Z : 〈ロ ( 2 ,2) ( 2 ,3)

物性研究•Oct 20, 1985•0 citations

量子スピン系におけるカイラル対称性の破れ(京大基礎研短期研究計画「フラストレーションとカイラル秩序」,研究会報告)

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競合量子スピン系における新しい秩序相「カイラル相」の存在を種々のスピン系で確認したので、その結果を報告する。対象とした系は、反強磁性的第2近接までの相互作用を持つS=1/2、1、3/2、2 XXZ量子スピン鎖で、その秩序状態を数値的厳密対角化および密度行列繰り込み群によって調べた。その結果、「カイラル相」、即ち、カイラリティk_i=S^x_iS^y-S^y_iS^xが長距離秩序となり、パリティを破る相が第2近接相互作用の大きいXY領域で出現すること、そのカイラル相には、ギャップのある相(ギャップドカイラル相)とない相(ギャップレスカイラル相)が存在すること、ハイゼンベルグ領域ではカイラル相は出現しないこと、等が明らかになった。

•Oct 20, 2000•0 citations

超伝導ストリップ線イオン検出器を用いた飛行時間分析装置のための単一磁束量子読みだし回路の研究(超伝導センシング基盤技術及びその応用,一般)

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霧箱観測による結果判定の問題点(原典)

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霧箱観測は荷電した何らかの物体が媒質をイオン化した際に生じる軌跡を可視化する装置として広く利用されてきた。しかし、霧箱に形成される軌跡が直ちに「粒子の通過」を意味するとする前提には、実験的厳密性の観点から再検討の余地がある。 霧箱はイオン化反応に対して応答する装置であり、反応を引き起こす主体が粒子であるか、あるいは別種の電荷を帯びた波動的・場的影響であるかを区別する機能を持たない。したがって、霧箱に軌跡が観測されたとしても、それを粒子の存在証拠と断定することは論理的に飛躍を含む。 この懐疑を解消するためには、追加実験として電磁波などの非粒子的電荷影響を霧箱に照射し、同様の反応が生じるかを検証することが有効である。本研究は、霧箱観測に基づく結果判定の妥当性について、実験装置の原理に立ち返り再評価する必要性を指摘する。

•Sep 11, 2026•0 citations
フラストレーションと1イオン型異方性をもつS=1ハイゼンベルグ鎖の基底状態を、特にカイラル秩序相の出現に注目して調べた。このカイラル秩序相では、古典的なヘリカル秩序無しに、最近接スピン間のカイラリティk_i=S^x_lS^y_ -S^y_lS^x_ のみが長距離秩序している。我々は系の基底状態相図を数値的に決定した。その結果、カイラル秩序相が相図の広い範囲で出現することや、カイラル秩序相には、エネルギー・ギャップやストリング秩序の有無によって区別される複数のタイプのものが存在することがわかった。
我々は、次近接相互作用と次々近接相互作用のあるS=1/2スピンラダーの磁化過程を縮退のある摂勅諭や有限個のクラスターの数値対角化で調べた。数値対角化データの解析には、共型場理論に基づく有限サイズスケーリングおよびレベルスペクトロスコピー等を用いている。その結果、磁化曲線の飽和値の半分のところに磁場誘起スピンギャップが存在する場合があること、及びその機構には2種類のものがあることを示すことができた。
じめに 量子逆散 乱法 の発展 に伴 い, 1 +1次元の場の量子論, 2次元の統計力学, 1次元量子 ス ピ ン系, における解 けるモデルの共通性 が明 らかになって きた.1)量子逆散 乱法 には,連続 型 の 理論 ( T h a c k e re ta l .)2)と離散型の理論 ( F a d e e ve ta l .) 3)が あ る.特 に, 離 散 型 の理 論 は, Ya n g ・ B a x t e r 関係式 を軸 と して,転送行列 の方法, B e t h e仮説法, S行列の因子化理論,等 の量 子完全可積分系の解法 の統一的理解 を与 える.ここでは,従 来 の B e t h e 仮説 法 ( c o o r d i n a t e B e t h ea n s a t z )4)の一般的 な形 を,離散型 の量子逆散乱法から導 く.これは同時 に B e t h e仮 説 の証 明 を与えることになる.以下では,特に任意ス ピンのHe i s e n b e r g モデル 5 ,6)を例 に挙 げて説 明 す る.§2 Ya n g -B a x t e r 関係式 量子逆散乱法の基礎 となるのは,次のYa n g ・ B a x t e r 関係式 ( YBR ) 5 ) であ る.a t ev e r t e x mo d e l 7) ぉ よび,それ と等価 なHe i s e n b e r gXXX 5 ) ,ⅩⅩZ6) mo de l , 8) l a t t i c en o n li n e a rS c h r 6 d i n g e rmo d e l 8) , l a t t i c eS i n e ・ Go r d o n mo d e l8)等 が含 まれ る. 例 )He i s e n b e r gXXX mo d e l( 任意 ス ピン) 5 ) o s RO n ( i)-王二払 z o ㊥In+ 7 0 ㊥ ?n 2 亡± f i s ( 玉 ㊨ 柔 ト -i j = Ok =11 + kl Z 書写 x , ・ x ∠ -3 2-2 ∫ ノ s s RO n( i)--Z : 〈ロ ( 2 ,2) ( 2 ,3)
競合量子スピン系における新しい秩序相「カイラル相」の存在を種々のスピン系で確認したので、その結果を報告する。対象とした系は、反強磁性的第2近接までの相互作用を持つS=1/2、1、3/2、2 XXZ量子スピン鎖で、その秩序状態を数値的厳密対角化および密度行列繰り込み群によって調べた。その結果、「カイラル相」、即ち、カイラリティk_i=S^x_iS^y-S^y_iS^xが長距離秩序となり、パリティを破る相が第2近接相互作用の大きいXY領域で出現すること、そのカイラル相には、ギャップのある相(ギャップドカイラル相)とない相(ギャップレスカイラル相)が存在すること、ハイゼンベルグ領域ではカイラル相は出現しないこと、等が明らかになった。
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