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デジタル量子コンピュータ開発の進展と課題 (量子システム推定の数理)

Takanori Sugiyama

Published Oct 1, 2017• 0 citations
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Abstract

量子コンピュータとは量子系の性質を積極的に利用して計算を行う装置の1種である. 量子コンピュータを用いることにより, 特定の問題に対して既存のコンピュータよりも高速に(問題によっては指数関数的に速く)解を求められることが理論的に示されている. 現在実現している量子コンピュータは搭載している壁子ビット数が16程度と小規模であり, 既存のコンピュータと同規模の問題を扱うには, 量子誤り訂正符号とよばれるエラー対策方法を導入し, その上でシステムの大規模化と演算のさらなる高精度化が必要となる. 本稿では特に超伝導量子回路による量子コンピュータの開発状況を概説し, 開発における理論的な課題について説明する.

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