原子気体のボーズアインシュタイン凝縮(第48回物性若手夏の学校(2003年度),講義ノート)
Takahiro Kuga
Abstract
約80年前のアインシュタインの予想であり、どんな量子統計物理学の教科書にも載っているポーズ・アインシュタイン凝縮(BEC)であるが、アインシュタインの予想通りの形で実現したのはわずか8年前(1995年)のことであった。このゼミでは、アインシュタインはどのようにして理想気体BECの概念に行き着いたのか?、なぜ実現までに70年以上もかかったのか?、原子気体BECに将来はあるか?、などに焦点をあてて若い人たちと一緒に原子気体BECの意義を考え直してみたい。