カオス的なマクロ量子系における揺らぎ、相関、エンタングルメント(1)量子力学とカオスのボーダーにおける基礎的問題,京大基研短期研究会 量子力学とカオス-基礎的問題からナノサイエンスまで-,研究会報告)
Ayumu Sugita, Akira Shimizu
Abstract
カオス的なマクロ量子系のエネルギー固有状態における揺らぎ、相関、エンタングルメントを調べる。典型的な状態は全体として強くエンタングルしているが、この強いエンタングルメントは、少数個の点の間の相関をむしろ消し去る方向に働く。その結果、状態はクラスター性を持ち、外部からの弱い摂動や局所的な観測に対して安定になる。